- ~龍神信仰~
「龍神」は、水を司る神であり、火災を防護する神である。
立谷沢川流域の住民は、毎年のようにおこる洪水を鎮めようと、 龍神の加護を願い、龍神信仰が盛んになり、今日にいたっている。
立谷沢川流域、特に中・下流にある龍神供養塔。 そして立谷沢川流域の龍神供養塔の原点である一枚の古文書。
この古文書から村人が災害にいかに悩んでいたか理解でき、 各村に鎮座する龍神供養塔もそうした村人の心願を表しているもので、 地域的な特色と見られる。
龍神碑を訪れる際は、ぜひ昔の人々に思いをはせて、 周りの景色もじっくり味わってください。